本 町では、智頭町健康増進計画「健康ちづ２１」を平成１４年に策定し、「町民一人ひとりが生きがいや夢をもち、心身ともに健康で自立して暮らせるまち」「地域の人が互いにつながりをもち、共に支え合うまち」を基本理念に、生活習慣病の発症予防と重症化予防の取り組みを行っています。その中で、 「こころの健康づくり」の取り組みも 行っていました 。今後は、健康づくり部門だけでなく他課や関係機関の取り組 みとも関連づけながら全町的に自死予防を効果的に進める必要があります 。
　自死の要因には、精神保健上の問題だけでなく、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立などの様々な要因があり ます。 追い詰められた末の死が自死と言われています。保健・医療だけでなく、福祉・教育・労働その他関連施策と有機的に連携し、「生きることの包括的な支援」を実施できるよう、「智頭町自死対策計画」を策定し、 「誰も自死に追い込まれることのない智頭町」の実現を目指します。

※鳥取県では、遺族等の心情等にも配慮し、法令等の用語を引用する際に「 自殺」という表現を使用する場合を除き、「自死」と表現しています。本町でも鳥取県の考え方に合わせています。