民泊受入はじめてみませんか？

　智頭町で民泊の取り組みが始まり10年が経過しました。民泊は、『田舎』で受け入れるからこそ喜ばれるものです。智頭町全域に民泊家庭が拡がるよう、『智頭町まるごと民泊』の推進にご協力ください。

　「都会の人が田舎に何を求めてきているのかわからない」

　「民泊を受け入れようにも、都会の人が喜ぶようなものは何もないし、何もできない」

　民泊のお話をすると、こういった声を聞くことがあります。

　裏の畑で一緒に採った野菜が、すぐに料理になって食卓に並ぶ。みんなで食卓を囲み、食事をしながら話に花が咲く。自然に囲まれた環境に身を置いて、ほっと一息つく。夜空を眺める…。

　智頭に住む私たちが当たり前の様に感じていること、できることが、都会に住む人にとっては癒しとなり、智頭町が第2のふるさととなるような、心の交流につながります。

　遠くに住む親戚が帰ってきたときのような気持ちで、民泊の受入を始めてみませんか？

民泊受入のキーワード

『基本的には普段通り』『無理しない』

Q1．そもそも民泊とは？

A1．民泊とは、宿泊形態の一つで、一般の民家で宿泊者を受け入れるものです。ホテルや旅館、民宿との大きな違いは、宿泊の受入を通じた宿泊者と民泊家庭との交流にあります。宿泊者には、「地域のことを深く知ることができた」「親戚が増えたみたいだ」と喜ばれ、智頭町での民泊希望者は年々増加しています。

Q2．民泊受入時の食事は、どのようなものを提供したら良い？

A2．民泊だからといって、特別なことをする必要はありません。畑で採れた野菜を使った料理。山菜など保存しておいたものを使用した料理。豆腐やこんにゃく、漬け物などの自家製のもの。鳥取県ならでは、智頭町ならではの食材を使用した料理など、普段から食卓に並んでいるようなものが喜ばれます。

※年に数回、民泊受入家庭のための献立講習会を開催しています。

Q3．民泊を始めるために必要な許可などは？

A3．智頭町の民泊では、旅館業法の簡易宿所営業許可の取得を推進しています。取得にあたっては、火災報知器の設置や面積要件のほか、いくつか条件はありますが、自宅の改修が必要となることはほとんどありません。全国的な民泊の需要の高まりを受け、食品衛生法や消防法などでは、規制緩和や法改正が実施されているため、取り組みやすくなっています。

Q4．仕事もしているし、家族のこともあり、受入態勢が整わないことがあるが…？

A4．平日のみ、土日のみ、季節限定、何名以内など受入の条件を指定できます。それぞれの家庭の都合を優先し、無理のない範囲での受入をお願いしています。