更新日: 2021年01月25日
山郷地区振興協議会
山郷地区について
山郷地区は、智頭町内の東部に位置し、岡山県との県境に接し、中原、福原、新田、白坪、駒帰、尾見の6つの集落からなる地域です。中国山地の稜線に沿い、深い山間ながらも整備された杉林や日本の農山村風景を今も遺す新田集落、木造建築の校舎がすばらしい山郷小学校など、豊かな自然との共生がなされ、代々育まれた生活文化が大切に息づいています。
また、鳥取自動車道、国道373号、智頭線、志戸坂峠などが通り、関西•山陽方面からのアクセスが良く、智頭南IC.や高速バスの福原バス停留所など交通の要所として位置づけられています。
山郷地区振興協議会ホームページ
http://r373yamasato.jimdo.com/
これまでの経緯
平成9年4月より新田、中原、白坪の集落単位の1/0から、地区としてまとまって活動発展。 具体的な活動内容は下記のとおりです。- 新田:集落NPO化、カルチャー講座他
- 中原:そば作り、かずら細工、花作り他
- 白坪:みそ、福神漬け、吟醸付け作り他
平成20年2月には山郷地区協議会として動き始め、同7月に「新山郷村開村祭」開催しました。
これまでの主な取り組み
活動体制について:3つの部会でそれぞれテーマに沿って活動
「安全な暮らし部会」
- 全戸に火災報知器の設置
- 非常持出し袋の配備
「交流広場部会」
- 「山郷ふれあいサロン」の開設:旧山郷小学校にある地域住民の世代を越えた交流の場
- 無人直売所「やまさと手づくりの店」:福原バス停留所(PA)に地元農産物の直売所を設置
- 交流の実績:町内や鳥取市など、関西圏、県境域、武蔵野市など、山形地区との共同での活動も学術的なつながりから、環境大学、鳥大、京大などと交流
「地産・地消部会」
- 「わが家の味自慢コンテスト」平成23年度11月(3回目)
「豊かな食の小国 山郷」をテーマとして、わが家の自慢料理を披露し、試食・アンケートを実施 - 特産品づくり:鯖寿司、そば(中原)、遊休地を使って栽培した野菜、手作りパン、木工品など
- 旧山郷小学校に地産地消レストランの開設の検討:あわせてセラピー弁当づくり、宿泊客への食事提供も
全体の活動として
- 「新山郷村テント市」:福原バス停留所(PA)を利用して7月と11月の年2回開催
第3回では約500人集客、町内や道の駅などにチラシ配布、設置。
鯖寿司、コンニャク、パン、スイーツなどの手づくり特産品や地元野菜、工芸品や他地域からフリーマーケット、鮮魚販売、県境を越えて隣の粟倉よりジャムなどの加工品も販売。 - 「ふるさとやまさと 夏祭り」平成23年度8月
統合により閉校となる山郷小学校の思い出づくりとして記念イベントを開催。毎年開催を検討中。
山郷地区振興協議会facebook
https://www.facebook.com/yamasatoshinko
今後の活動展開
~住んでよし 訪れてよしの 山郷をみんなの手で創ろう~「旧山郷小学校」「福原バス停留所」の2つのプロジェクトを柱に相互の関連性を持たせつつ、山郷地区の公共ゾーンとして一体感を醸成していく仕掛けが必要と検討中。共通するキーワードとして「起業」「互恵」を掲げながら、より地域資源•人材•交流の活性化を図り、“新山郷村”としての自立化を見据えて活動されています。
- 旧山郷小学校の有効活用:地域活性化の拠点として活用。防災拠点、山村レストラン、宿泊施設、企業誘致など再度検討
- 福原バス停留所(PA)の有効活用→ミニ道の駅
(もっと地域性を打ち出したもの)の開設 - 遊休地の活用→農産物栽培→獣害対策→鹿肉の利用
- 高齢者支援→支え愛活動、ふれあいサロン、買物支援
- 「地域コンビニ」→移動式も検討、情報端末を使って注文
- 高齢者割合40%と高いので後継者の育成