更新日: 2025年05月02日
「世界禁煙デー」及び「禁煙週間」について
令和7年の禁煙週間のテーマは
「受動喫煙のない社会を目指して!~私たちができることをみんなで考えよう~」
5月31日は「世界禁煙デー」、5月31日~6月6日は「禁煙週間」です。
自分とまわりの人が健康に過ごせるよう、禁煙について考えてください!
食事や運動、睡眠などに気を配っていても、たばこを吸えば台無しです。
たばこによる健康被害
◆たばこには、人体に有害な物質(殺虫剤や農薬に含まれているような物質)が250種類以上、発がん性の疑われる物質が50種類以上含まれています。
◆たばこは気道や肺だけでなく、全身の臓器や血管を傷つけます。そのため、がんだけではなく、糖尿病、脳血管疾患、心疾患、慢性呼吸器疾患など、様々な病気を引き起こします。喫煙による死亡数は、毎年13万人と推定されています。
【健康被害の具体例】
・いろいろな種類のがん
・慢性閉塞性肺疾患
・喘息等の呼吸器疾患
・循環器疾患(脳卒中、心筋梗塞、狭心症など)
・糖尿病
・歯周疾患
・妊娠中の様々な合併症
・低出生体重児
・乳幼児突然死症候群
◆たばこの先から出る煙(副流煙)の方が、喫煙者が吸う煙(主流煙)より有害物質が多く、たばこを吸わないあなたの大切な家族の健康も害します。
生活にも影響します
◆多くの人が利用する公共の場での禁煙が義務づけられています(禁煙場所での喫煙などには最大50万円の過料)。
◆喫煙ができる場所へは20歳未満の人(従業員を含む)の立ち入りが禁止されています。
◆令和元年7月1日~建物外も含めた「敷地内禁煙」 → 学校、病院、行政機関
◆令和2年4月1日~建物内だけの「原則屋内禁煙」 → 事務所、飲食店、ホテル(客室以外)、
老人福祉施設、運動施設
禁煙治療を受けよう
喫煙は身体も心もニコチンに依存している状態です。そのため、自分の意思だけではやめることが難しく、一度やめられても再度禁煙する可能性が高いです。
禁煙治療を受けることで、ニコチンパッチ等の処方だけでなく、「吸いたい気持ち」に対する支援も受けられます。
禁煙は何歳になっても遅いことはありません!
禁煙開始後すぐに、身体に変化があらわれます。
禁煙開始20分で血圧が下がり、禁煙開始24時間で心臓発作の起こる確率も下がるのです!この機会に、ぜひ禁煙にチャレンジしてください!!
禁煙に関するご相談がある人は智頭町福祉課までお問い合わせください。
【担当・お問い合わせ先】福祉課/TEL 0858-75-4101