更新日： 2021年01月25日
鳥取県後期高齢者医療広域連合規約
鳥取県後期高齢者医療広域連合規約
第1条（広域連合の名称）この広域連合は鳥取県後期高齢者医療広域連合（以下「広域連合」という）という。
第2条（広域連合を組織する地方公共団体）
広域連合は、鳥取県内のすべての市町村（以下「関係市町村」という。）をもって組織する。
第3条（広域連合の区域）
広域連合の区域は、鳥取県の区域とする。
第4条（広域連合の処理する事務）
広域連合は、高齢者の医療の確保に関する法律（昭和57年法律第80号。以下「高齢者医療確保法」という。）に規定する後期高齢者医療制度の事務のうち、次に掲げる事務を処理する。ただし、これらの事務のうち、別表第１に定める事務については、関係市町村において行う。
(1) 被保険者の資格の管理に関する事務
(2) 医療給付に関する事務
(3) 保険料の賦課に関する事務
(4) 保健事業に関する事務
(5) その他後期高齢者医療制度の施行に関する事務
第5条（広域連合の作成する広域計画の項目）
広域連合が作成する広域計画（地方自治法（昭和22年法律第67号）第284条第3項の広域計画をいう。 以下同じ。）には、次に掲げる項目について記載するものとする。
(1) 後期高齢者医療制度の実施に関連して広域連合及び関係市町村が行う事務に関すること。
(2) 広域計画の期間及び改定に関すること。
第6条（広域連合の事務所）
広域連合の事務所は、東伯郡湯梨浜町内に置く。
第7条（広域連合の議会の組織）
- 広域連合の議会の議員（以下「広域連合議員」という。）の定数は、13人とし、その内訳は別表第２の左欄に掲げる圏域（以下単に「圏域」という。）の区分に応じ、同表の右欄に掲げるとおりとする。
- 広域連合議員は、関係市町村の議会の議員により組織する。
第8条（広域連合議員の選挙の方法）
- 広域連合議員の候補者は、圏域ごとに、県内のすべての市議会又は町村議会の議長をもって組織する団体が推薦する者とする。
- 広域連合議員は、圏域ごとに、当該圏域における、前項の候補者のうちから、圏域の各構成市町村の議会において選挙するものとする。
- 圏域ごとの各構成市町村の議会における選挙については、地方自治法第118条第１項（公職選挙法（昭和25年法律第100号）第95条の規定を準用する部分を除く。）の例による。
- 広域連合議員の当選人は、圏域ごとの各構成市町村の議会の選挙における得票総数の多い者から順次その圏域における定数に達するまでの者とする。
第9条（広域連合議員の任期）
- 広域連合議員の任期は、関係市町村の議会の議員としての任期による。
- 広域連合議員が関係市町村の議員でなくなったときは、同時に、その職を失う。
- 広域連合の議会の解散があったとき又は広域連合議員に欠員が生じたときは、前条の規定により速やかに、選挙を行わなければならない。
第10条（広域連合の議会の議長及び副議長）
- 広域連合の議会は、広域連合議員のうちから議長及び副議長１人を選挙しなければならない。
- 議長及び副議長の任期は、広域連合議員の任期による。
第11条（広域連合の執行機関の組織）
- 広域連合に、広域連合長及び副広域連合長を置く。
- 広域連合に会計管理者を置く。
第12条（広域連合の執行機関の選任の方法）
- 広域連合長は、関係市町村の長のうちから、関係市町村の長が投票によりこれを選挙する。
- 前項の選挙は、第15条の選挙管理委員会が定める場所において行うものとする。
- 広域連合長が欠けたときは、速やかに、これを選挙しなければならない。
- 副広域連合長は、関係市町村の長のうちから、広域連合長が広域連合の議会の同意を得てこれを選任する。
- 会計管理者は、広域連合長の補助機関である職員のうちから、広域連合長が命ずる。
第13条（広域連合の執行機関の任期）
広域連合長及び副広域連合長の任期は当該関係市町村の長としての任期による。
第14条（補助職員）
第11条に定める者のほか、広域連合に必要な職員を置く。
第15条（選挙管理委員会）
- 広域連合に選挙管理委員会を置く。
- 選挙管理委員会は、４人の選挙管理委員をもって組織する。
- 選挙管理委員は、関係市町村の選挙権を有する者で、人格が高潔で、政治及び選挙に関し公正な識見を有するもののうちから、広域連合の議会においてこれを選挙する。
- 選挙管理委員の任期は、４年とする。
第16条（監査委員）
- 広域連合に監査委員２人を置く。
- 監査委員は、広域連合長が、広域連合の議会の同意を得て、人格が高潔で、地方公共団体の財務管理、事業の経営管理その他行政運営に関し優れた識見を有する者（次項において「識見を有する者」という。）及び広域連合議員のうちから、それぞれ１人を選任する。
- 監査委員の任期は、識見を有する者のうちから選任される者にあっては４年とし、広域連合議員のうちから選任される者にあっては広域連合議員の任期による。ただし、後任者が選任されるまでの間は、その職務を行うことを妨げない。
第17条（広域連合の経費の支弁の方法）
- 広域連合の経費は、次に掲げる収入をもって充てる。
(１) 関係市町村の負担金
(２) 事業収入
(３) 国及び県の支出金
(４) その他 - 前項第１号に規定する関係市町村の負担金の額は、別表第３により、広域連合の予算において定めるものとする。
第18条
（補 則）
この規約の施行に関し必要な事項は、広域連合長が定める。
附 則
（施行期日）
- この規約は、地方自治法第284条第３項の規定に基づく鳥取県知事の許可のあった日から施行する。
ただし、第11条第２項及び第12条第５項の規定は、平成19年４月１日から施行する。
（経過措置）
- この規約の施行の日（以下「施行日」という。）から平成20年３月31日までの間は、健康保険法等の一部を改正する法律（平成18年法律第83号）附則第35条の規定により、第４条に規定する事務の準備行為を行うことができる。
- 広域連合設立後初めて行う広域連合長の選挙は、第12条第2項の規定にかかわらず、東伯郡湯梨浜町大字龍島500番地湯梨浜町役場東郷庁舎において行うものとする。
- 施行日から平成19年３月31日までの間においては、第14条中「職員」とあるのは「吏員その他の職員」と読み替えるものとする。
- 施行日から平成19年3月31日までの間は、広域連合長が会計事務を兼掌する。
- 広域連合設立後、広域連合長が選挙されるまでの間は、鳥取県後期高齢者医療広域連合設立準備委員会会長が、広域連合長職務執行者として、広域連合長の職務を行うものとする。
別表第1（第4条関係）
- 被保険者の資格管理に関する申請及び届出の受付
- 被保険者証及び資格証明書の引渡し
- 被保険者証及び資格証明書の返還の受付
- 医療給付に関する申請及び届出の受付並びに証明書の引渡し
- 保険料に関する申請の受付
- 上記事務に付随する事務
別表第2（第7条、第8条関係）
| 圏域 | 構成市町村 | 定数 |
| 東部 | 鳥取市、岩美町、若桜町、智頭町、八頭町 | ５人 |
| 中部 | 倉吉市、三朝町、湯梨浜町、琴浦町、北栄町 | ３人 |
| 西部 | 米子市、境港市、日吉津村、大山町、南部町 伯耆町、日南町、日野町、江府町 | ５人 |
別表第3（第17条関係）
1. 共通経費
| 項目 | 負担割合 |
| 均等割 | １００分の１０ |
| 高齢者人口割 | １００分の５０ |
| 人口割 | １００分の４０ |
2. 医療給付に要する経費
高齢者医療確保法第98条に定める市町村の一般会計において負担すべき額
3. 保険料その他の納付金（高齢者医療確保法第105条に定める市町村が納付すべき額）市町村が徴収した保険料等の実額及び低所得者等の保険料軽減額相当額
《備考》
- 高齢者人口割については、前年度の９月30日現在の住民基本台帳及び外国人登録原票に基づく満75歳以上の人口による。
- 人口割については、前年度の９月30日現在の住民基本台帳及び外国人登録原票に基づく総人口による
