智頭町地域福祉計画を策定しました
智頭町地域福祉計画を策定しました
「地域福祉とは、そこで暮らすことです。あなたは、どんな終末を迎えたいですか? どう暮らしたいですか?」
町民だれもが住み慣れた地域で、いきいきと自分らしい暮らしを送りたいと願っています。
一方で、少子高齢化社会と人口減少はいっそう進み、家族のあり方の多様化により、単身世帯や高齢者のみの世帯は増加し、地域力や家庭の介護力は低下しています。
こうした中、高齢者、障がい者、子どもたちなど町民みんなが健康で安心して暮らすためには、保健・医療・福祉等の連携による総合的な既存のサービスに加え、地域の住民相互の支え合い、助け合い活動が活発に展開されていくことが今後ますます重要になります。
あわせて、一人ひとりが健康意識を高め、健康寿命の延伸が必要であると同時に、地域医療構想による入院機関の機能明確化や介護保険制度において、「医療の提供やサービスの継続が困難な状況が来る」といった危機感を持ち、制度に頼らない支え合い活動に取り組む必要があります。
町では平成21年度に「第1期智頭町地域福祉計画」、引き続き平成24年度に「第2期智頭町地域福祉計画」、平成28年度に「第3期智頭町地域福祉計画」を策定し、保健・医療・福祉総合センター「ほのぼの」を中心に、地域の生活課題の解決や支え合いの仕組みづくりを関係機関と連携して取り組んできました。
これらを踏まえ、これまでの取り組みの成果や課題を整理し、パブリックコメントにより住民の意見も募った上で第4期の地域福祉計画に反映しています。
この計画が、より一層地域の相互互助力を高め、健康寿命の延伸に繋がる計画になるようさらなる地域福祉の進展を目指します。